絵が描けない自分がAIでLINEアニメーション絵文字を1日で申請した話〜APNGエラーで3時間詰まったけど、なんとか通った記録〜
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LINEスタンプって、絵が描ける人だけのものだと思っていませんか? 私もずっとそう思っていました。AIが使えると聞いても「自分には関係ない」と、何度もページを閉じてきた一人です。でも先日、ついに踏み出してみたら——1日でアニメーション絵文字の申請まで辿り着いてしまいました。今日はその記録を、失敗も含めてそのままお伝えします。
LINEスタンプは「絵が描ける人」だけのものじゃなかった
私の場合、その思い込みはかなり強めでした。
正直に言います。Procreateも使えない。デザインの勉強もしていない。紙に人の顔を描くと、友人に「なにこれ」と笑われるレベルです。
だから「LINEスタンプで副業」という話を目にするたびに、心のどこかでシャッターを下ろしていました。「Procreateが使えないと無理」「デザインの素養がある人向け」——そんなフィルターが勝手にかかっていたんです。
でもよく考えたら、私がやりたいのは「絵を描くこと」じゃなくて「副業で収入を作ること」でした。だったら、絵を描く部分をAIに任せればいいだけじゃないか——そう気づいたのが、この挑戦の出発点です。
「AI副業は売上ゼロが多い」という不安とどう向き合ったか
「AI副業の90%は売上ゼロ」という話を聞いてから、ずっと踏み出せずにいました。月3万円稼ぐにも1,000本以上売らないといけないなら、コストと時間が割に合わないんじゃないかと。
一歩踏み出そうとしたとき、こんな話が耳に入ってきました。「AI副業の90%は売上ゼロ」。さらに調べると、LINEクリエイターズマーケットでは販売価格120円でもクリエイターの手元に残る金額は数十円規模です。月3万円を目指すなら、かなりの販売数が必要になります。
これを見たとき、「やっぱりやめておこうかな」と思いました。時間をかけてゼロ円が一番しんどい。
でも同時に、こうも考えました。「失敗したとしても、一度作り切った経験は絶対に残る」。お金にならなくても、プロセスを記事にすれば情報発信の素材になる。どっちに転んでも資産になる——そう考えたら、ようやく動けました。完璧な勝算がなくても動く。それが私のスタイルです。
実際に1日でやったこと——ステップ別の全記録
アニメーションのループが正常に再生されず、何度申請してもエラーが出続けました。「ファイルが壊れているのか」「設定が間違っているのか」—— 原因の特定だけで数時間かかりました。でも、その格闘の末に解決策を見つけたとき、妙な達成感がありました。
実際の作業を時系列で整理すると、こんな流れでした。
STEP 1:コンセプト決め(約30分)
まず「誰に使ってもらいたいか」を決めます。私が選んだのは「ゆるくて癒し系、日常会話でよく使うリアクション」。ターゲットを絞ると、AIへの指示が格段にブレなくなります。
STEP 2:画像生成AIでベース画像を作る(約2時間)
使ったのはChatGPTです。既存キャラクターを真似るのではなく、「丸いシルエット」「太めの輪郭線」「淡い色」「ゆるい表情」など要素に分解して指示しました。「このキャラがうなだれるポーズを6フレーム分、一貫したスタイルで生成してください」と伝えるだけで、つながりのある連続画像が出てきます。
気をつけたのは「著作権的にグレーなモチーフを使わないこと」。LINEの審査はそのあたりが厳しいので、オリジナル性の高いシンプルキャラに絞りました。
STEP 3:アニメーション化(約3時間)
ここが最大の山場でした。ChatGPTで生成した6枚のPNGをCanvaで背景透過処理し、そのフレームをAPNG(アニメーションPNG)形式に変換するスクリプトを自分で組みました。
今回は、6フレーム・約3秒・ループ1回の構成で作りました。
なお、LINE公式のアニメーション絵文字仕様では以下のように案内されています(2026年時点):
- サイズ:180×180px(最大)
- ファイル形式:APNG(アニメーションPNG)
- ファイルサイズ:300KB以内
- フレーム数:5〜20フレーム
- 再生時間:最大4秒
- ループ:1〜4回
ここでコードを書く必要が出てくるのは少し敷居が高いですが、ChatGPTに「PNGを6枚つなげてAPNGにするNode.jsスクリプトを書いて」と頼めば、コピペで動くものを出してくれます。
STEP 4:LINEクリエイターズマーケットに申請(約1時間)
アカウント登録→スタンプショップの種別を「絵文字」に設定→画像をアップロード→説明文・タグを入力→申請、という流れです。審査には通常数日かかります。
アニメーションが動かない——格闘した数時間と、そこで得たもの
ここだけは正直に書かせてください。STEP 3でどハマりしました。
APNGをアップロードすると「ファイルが無効です」のエラーが繰り返し出るんです。最初はファイルが壊れているのかと思い、何度も作り直しました。次に設定が間違っているのかと、仕様書を読み直しました。それでも解決しませんでした。原因の特定だけで3時間近くかかりました。
結果的にわかった原因は「フレームの遅延時間の設定ミス」でした。APNGを組み立てるスクリプトで、フレーム間の時間を「0」に設定していたため、LINEのシステムが正常なアニメーションと認識できなかったようです。500ミリ秒(0.5秒)に設定し直したら、あっさり通りました。
この格闘、正直しんどかったです。でも解決した瞬間、妙な達成感がありました。「次に同じミスはしない」という確信と、「これを記事に書けば誰かの役に立つ」という手ごたえ。失敗が情報に変わる瞬間って、こういうことなんだと思いました。
非エンジニアがAIスタンプ副業を始めるなら、今がいい理由
LINEスタンプ市場は飽和していると言われます。それは本当です。でも、アニメーション絵文字のカテゴリは、静止画スタンプに比べてまだ供給が少ない。そしてAIツールが進化したことで、作成コストが下がっています。
画像生成AIを使えるようになった今、参入障壁は1年前と比べて大きく下がっています。「絵が描けること」が条件ではなくなってきました。必要なのは「プロンプトを工夫する根気」と「仕様を正確に読む几帳面さ」です。これなら、普通のビジネスパーソンでも十分戦えます。
一方で、何もしないまま時間だけが過ぎると、先行者との差はじわじわ広がります。「いつかやろう」は、だいたい「やらない」と同義です。私自身、何度もページを閉じてきた経験があるからこそ、そう感じています。
まとめ——小さく動いた1日が、次の一歩をつくる
今回の挑戦を振り返ると、こんな学びがありました。
- AIを使えば、絵が描けなくてもLINEアニメーション絵文字は作れる
- 最大の壁はAPNG形式への変換と仕様の把握(フレーム遅延設定に要注意)
- 1日で申請まで辿り着けるが、エラー対応の時間は見ておくこと
- 売上よりも「作り切った経験」が最初の資産になる
完璧な準備が整ってから動こうとすると、永遠に動けません。小さく動いて、失敗して、記録する。その繰り返しが、じわじわと本物の副業力になっていきます。
この記事が「自分にもできるかも」と思うきっかけになれば嬉しいです。
**「やってみたい」「ここがわからない」という方は、ぜひコメントで教えてください。**同じ疑問を持っている方が必ずいるので、記事化して答えていきます。
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